観光客で混雑する京都

観光課題解決に向けた取り組み

長く制約されてきた訪日観光客の受け入れが、本日(2022年10月11日)、ようやく大幅緩和となりました。依然、コロナは収束しない中ではありますが、まずは元の日常へ一歩近づきました。

弊社でも、コロナ直前まで様々な形の訪日観光客向けコンテンツの制作案件を多数ご依頼いただいていました。特にデジタルサイネージに特化した「サイネージPRO」では、サービス開始当初はインバウンド全盛であったため、免税POPなど訪日観光客に向けたテーマの作品の販売に力を入れていました。通常のプロモーション動画制作のご依頼でも、例えば量販店様などでは全編英語や中国語で仕上げる事例も度々あり、訪日外国人の方により自然に伝わる表現のため、専門的なパートナーとの連携などを深めていく…そんな取り組みを始めた矢先のコロナでした。

弊社は京都を拠点としていますので、観光はただ盛り上げるだけではいけない、様々な課題の側面がある事もまたコロナ前の状況を目の当たりにして痛感しています。そのような思いもあり、今後の推移を見ながらではありますが、観光地におけるマナー向上の啓発動画の制作など、来る人も住む人も賑わいを享受できる社会になるよう、極めて微力ではありますが映像制作を通じた形で貢献ができればと考えています。

啓発動画等の制作・提供(方針)

コロナ対策におけるソーシャルディスタンス啓発動画の無料配布(リンク)と同様、今後、観光を取り巻く社会的な課題を解決するための啓発動画(マナー向上、禁止事項の告知など)を自主的に制作、可能な限り無料で公開し、観光地に立地する店舗・施設等で自由にご活用いただけるようにする予定です。

※特定の店舗向けにデザインのカスタマイズをする場合など、一部費用をご負担いただくこともありますが、原則としては利益を求めない社会貢献活動として取り組みます。

また、同様の啓発動画をお客様から制作依頼いただいた場合も、権利の共有や二次使用の許可などの諸条件を活用しながら、特別に低廉な制作費または無償での制作・ご提供を検討し、実現できるように取り組みます。

上記に関して、現時点では具体的な制作・公開スケジュールを定めておりませんが、観光地の店舗・団体さまにおいて、既にこのような啓発動画の制作・活用をご検討されている場合、お力になれる可能性がありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

(Photo)Unsplash / Tiplada M

Similar Posts